「人が成長して事業が成長できるモデル」を作り、
そのモデルを運用することが夢
人事
武村 宙HIROSHI TAKEMURA
2022年入社 / 中途
法学部卒業後、新卒で木材メーカーに営業職として入社。その後、無形商材と女性の雇用創出に興味を持ち、派遣会社に転職。3年弱勤務したのち、大手人材紹介会社に転職。4年ほどIT業界の転職斡旋を担当する。2022年6月、さくらインターネットに入社。ES部で採用をミッションとしたマネージャーに従事。
現在の担当業務について教えてください。
主に採用全体の戦略策定(提案)~実行までをマネジメントとプレイヤーの両側面から担っています。採用全体の業務も行いますが、中途採用は一部求人票を書いたりもしています。それ以外で重要な業務としては最終面接官です。
途中で離職した方がいると、人員を補填する必要がありますよね。
それもありますが、幸いなことにさくらインターネットは離職率が圧倒的に低いんです。なので、退職による人員の補填よりも、事業拡大による増員が大きいですね。
離職者が少ないということは、それだけ会社と入職者がマッチしているんですね。
そうですね。会社側にとって採用は、事業として目指すべき方向に行くための一つの手段です。一方で、転職する人にとっては、自分がやりたいことを実現する手段。この2つが重なり合わないと、離職率が高くなってしまいます。離職率が低いというのは、それだけ会社側と入職者の思いが重なっている証拠なので、採用活動の自信になりますね。(もちろん、前提として働きやすい環境なども大きな要因だと思いますが)
さくらインターネットに入社するまでの経歴を教えてください。
大学卒業後、営業職としてメーカーに就職しました。その後は2回転職し、人材紹介の仕事に就きました。IT系の会社に、エンジニアなどの転職を斡旋する仕事です。そのときさくらインターネットも担当していたので、もともとさくらインターネットの人たちとは面識がありました。
さくらインターネットに転職した理由は?
いろいろな理由がありますが、シンプルにとらえると①事業が魅力的➁組織風土のおもしろさ③人事という職種にチャレンジできる点 の3つで転職をしました。ちょうど企業の人事としてキャリアを考えている中でさくらインターネットに行きつきました。さくらインターネットは、エンジニアが社内でとてもリスペクトされている会社です。IT業界の中でもそんなエンジニアファーストのスタンスに魅力を感じました。
実際に入社してみた感想は?
雑談のミーティングを入れてくれるなど、皆さんが積極的に関係性を構築してくださったことが印象的です。また、上司から「さくらインターネットに入社してくれてありがとう」と言われたときは、とても嬉しかったですね。「肯定ファースト・リード&フォロー・伝わるまで話そう」というバリューが想像以上にカルチャーになっているのはびっくりしました。
仕事をしていく中で嬉しかったことは?
IT領域は空前の採用難と言われるくらい厳しいマーケット環境にありますが、そんな中で多くの方がさくらインターネットに入社してくれたことです。昨年度は70名以上の方がさくらインターネットで働くということを選択していただけました。
その方々は、なぜさくらインターネットに決めたのでしょうか?
ありがたいことに、「面接の雰囲気がよかった」と言われることが多いです。入職後3ヶ月以内に人事側で面談をするんですが、「面接の雰囲気そのままの会社ですね」「仕事にやりがいがあって面白いです」と言われることも多いですね。
仕事をする上で感じる難しさは?
IT領域の採用難です。特にエンジニア職の方々はニーズが圧倒的に多いので、競争が激化しています。
優秀なエンジニアを採用するために必要なことはなんでしょう?
エンジニア職の方々が大切にしている価値観を知ることでしょうか。たとえばビジネス職の方は、社会的な影響度やお客様満足度など、物事に対する影響度を重視することが多い印象です。しかしエンジニア職の方は、いかに美しいコードが書けるかどうかや作りたいものを作れるなど、技術者特有のこだわりを重視する傾向があります。僕はそこがかっこいいなと思うし、尊重したいと思います。
さくらインターネットの魅力は?
さくらインターネットは「やりたいをできるに変える」をテーマに掲げています。誰かが「やりたい!」と手を上げたとき、みんながそれを否定せずに受け止め、応援していく風土があるんです。それが会社のルールとして制度化されているわけではなく、自然とカルチャーとして根付いているところが最大の魅力じゃないかなと思います。
武村さんの「やりたいこと」はなんですか?
僕の目標はシンプルで、「人が成長して事業が成長できるモデル」を作り、そのモデルが運用されつづけることです。つくることもなかなか大変だと思っていますが、つくられたものを運用しつづけるためには、それを文化にまで昇華しないといけない。そこがとても難しく、やりがいがあると思っています。