働きやすさの鍵は、
制度の充実の上にある
風土の充実

現在の担当業務を教えてください。

弊社から外部への支払いを担当しています。請求書と社員が入力したシステムを照合するのですが、どちらかが間違っていたら修正をお願いしなければいけないので、早め早めに確認するよう心がけています。また、資金移動も担当しています。売上が入ってくる口座から、支払いに使う口座にお金を移動させる業務です。

金額が大きいから責任も重大ですね。

支払日に足りなかったら困るので、資金移動は緊張します。支払いも、遅れたり漏れがあったりすると大変なので慎重になりますね。

入社以前の経歴を教えてください。

商学部を卒業後、広告系の会社で2年ほど経理を担当しました。経理部は自分から希望したんです。経理はどの会社にもある部署なので、結婚・出産後も続けられそうだし、転職にも強いかなと思って。

もともと数字に強いのでしょうか？

そこまで強いわけではありませんが、数字は答えが明確だから好きですね。順序立てて計算していけば、必ず答えが一致する。そういうハッキリしたところが好きです。

広告系の会社からさくらインターネットのグループ会社・アイティーエムに転職されていますが、その理由は？

実は、一社目があまり働きやすい環境ではなかったんです。転職活動中にアイティーエムに面接に行ったら、とても明るくてフラットな雰囲気で、直感的に「ここで働きたい！」と思いました。

アイティーエムで2年ほど経理を担当してから、さくらインターネットに転籍になったそうですね。

アイティーエムの管理部門が丸ごとさくらインターネットに転籍することになったんです。転籍してからもしばらくはアイティーエムの経理を担当していて、関わる人たちもほとんど変わりませんでした。その後、さくらインターネットの業務を始めてからは、さくらインターネットの人たちと関わるようになり、転籍したことを実感しました。

さくらインターネットに転籍してみて、アイティーエムとの違いはありましたか？

規模感がまったく違うので、支払いの量もやり方も変わりましたね。業務が非常に細分化されていて、一つひとつにプロフェッショナルがいることに驚きました。

さくらインターネットは2020年からリモートになりましたが、転籍してすぐにリモートになったのでしょうか？

そうです。さくらインターネットに転籍してすぐにコロナ禍になり、リモートで働くことになりました。転籍とリモートの両方で環境の変化があったので、最初はわからないことを誰に聞けばいいのかなど、戸惑いもありましたね。

坂元さんは、さくらインターネットに入社してから産休・育休を取得されていますね。

はい。さくらインターネットに転籍して驚いたことのひとつに、「産休・育休を取得している人の多さ」があります。男性で育休を取る方も多いですし。一社目と二社目では、産休や育休を取る人が少なくて、自分が出産するイメージを持てませんでした。さくらインターネットに入ってはじめて育休が身近になり、「私も子どもを持てるかも」と思うようになりました。

ほかにも、働きやすさを感じることはありますか？

基本的にリモートなのでかなり助かっています。勤務時間をずらすことも可能なので、子どもの通院がある日は勤務時間を30分前倒しにしたり。今は時短で7時間勤務にしているのですが、リモートじゃなければ6時間勤務でも難しかったと思います。

今まで失敗してしまったことは？

アラートの発生数を抑えたと言いましたが、その過程で設定の変更を誤った結果、サービス全体でアラートが一斉に発報してしまったとがあります。そのときは本社内のパトライトが日中ずっとが鳴り響いていました。自分がやらかした中で一番大きい失敗です。

社内の人と育児の話をすることは？

経理部で毎朝ミーティングを行っていて、雑談をする時間もあるのですが、「子どもとこういう遊びをしました」とか「昨日はぜんぜん寝なくて大変でした」といった話をします。

さくらインターネットで働いてきて嬉しかったことは？

私が支払いを担当するようになってから、新しい請求書受領サービスを導入しました。支払い担当として社内へ説明する部署を作ったり、説明会で話をしたりして、やりがいがありましたね。導入後、初めての支払いがうまくいったときはとても嬉しかったです。

お仕事をする上で大変なことは？

たとえばインボイス制度など、社会のルールが変わるたびに経理業務も変化していかなければいけないことでしょうか。ずっと同じ業務だけをこなせばいいわけではなく、変化への柔軟な対応が求められるので、大変であると同時にやりがいも感じます。

さくらインターネットの魅力は？

融通が利く環境なので働きやすいです。制度面も充実していますが、それだけではなく、社内の雰囲気や文化も含めて働きやすいと感じます。

今後の目標は？

もっと担当する業務の範囲を広げていきたいです。経理に関するさまざまなことがわかるプロフェッショナルを目指しています。